失敗しない!鶏むね肉がパサパサにならず、簡単にジューシーに仕上げる方法

ダイエット

この記事はこんな方にオススメです。

  • ダイエットを始めて鶏むね肉を食べるようになった
  • 鶏むね肉がパサパサしていて食べにくい
  • 鶏むね肉を加熱中に気を抜けない

ダイエットは、食事の割合が7割で運動が3割と言われることが多いです。
またダイエット中は、食事制限をかけるとともにたんぱく質はしっかりと摂りましょうとも言われますので鶏むね肉を食べるという方も多いでしょう。しかし鶏むね肉と言えば、調理するとパサパサになってしまい非常に食べにくいと感じている方がたくさんいらっしゃいます。

そこでこの記事を読んで頂ければ、誰でも失敗せず簡単に鶏むね肉をジューシーに食べることが可能となります。鶏むね肉が美味しく食べられるようになると、カロリーも抑えられるのでダイエットの成功率も大幅アップ!

チェルシー
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チェルシーです。Twitterもやってます。

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なんで鶏むね肉はパサパサになりやすいの?

みなさんはなぜ鶏むね肉はパサパサになりやすいか、知っていますか?
それは鶏むね肉に含まれる油分(脂質)が少ないからです。脂質が少ないため、加熱調理をすると水分が抜けパサパサになってしまいます。

また鶏肉の他の部位であるもも肉はむね肉より脂質が多く含まれているので、パサパサになりにくいのです。

各部位の100gあたりの脂質量

鶏むね肉 皮付き5.9g 皮なし1.9g
鶏もも肉 皮付き14.2g 皮なし5.0g

チェルシー
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調理する過程で、火にかけるけどそこで水分が抜け脂質が少ないとパサパサに感じるよ。

鶏肉はダイエットに向いている食品

鶏肉は比較的牛肉や豚肉に比べ脂質が少なくダイエットに向いている食品です。
ダイエットと言えば、食事制限をして常に空腹を感じながら耐え続けるというイメージを持っている方が多くいらっしゃいます。しかし食べ物の選択を間違えなければ決して空腹を感じ続けるという状況に陥るわけではありません。

鶏肉がダイエットに向いているという理由は上記にある通り、脂質が少ないためカロリーを抑えやすいという点にあります。カロリーが抑えられるということは、ダイエットの時にもある程度の量を食べることもできますし、それ以外の時は太りにくくもあるということです。

チェルシー
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体脂肪が増える時は食べたカロリーが使うカロリーよりも多くなった時だったね。

鶏むね肉をジューシーに仕上げる方法

ここでいよいよ本題です。
栄養士の私がオススメする方法の一つが、塩麹に30分程度漬け込むという方法です。

塩麴にはたんぱく質分解酵素であるプロテアーゼという成分が含まれており、この酵素の作用により鶏肉の筋肉が分解され柔らかくジューシーに仕上げることが可能となります。

調理の際のポイントは三点あります。

  1. フォークで穴をあける
  2. むね肉を一口サイズに切る
  3. 最低30分塩麹に漬け込む

一つずつ解説をしていきます。

フォークで穴をあける

穴をあけることで表面積が増え、むね肉の中心からもプロテアーゼの作用を発揮することができるので効率アップが可能です。

むね肉を一口サイズに切る

こちらもフォークで穴をあける理由と同じです。
むね肉を一口サイズに切ることで、表面積が大きくなります。
これによりプロテアーゼの作用をさらに効率よくすることが可能です。

最低30分塩麹に漬け込む

できれば一時間くらい漬け込むことができればベストですが、どうしても時間をかけたくないという方は、最低でも30分は漬け込みたいです。プロテアーゼの効果が出るまではある程度時間がかかりますので、漬け込んでお風呂に入ったりして時間を確保しましょう。
この時間が短くなってしまうと、調理後むね肉がパサパサになってしまうことがありますので注意が必要です。

やわらかくする際の注意点

塩麴を使ってむね肉をやわらかくする際の注意点があります。
ここをしっかりと把握しなければ、美味しく食べることができなくなってしまいます。

注意点は、プロテアーゼが作用する前に加熱してしまうことです。
プロテアーゼは酵素ですので、加熱をしてしまうと死んでしまいます。そのためたんぱく質を分解する前に加熱してしまうと繊維が切れずにパサパサな食感が残ってしまうのです。

注意点

漬け込んでいるタイミングで加熱をしないようにしましょう。

他のたんぱく質分解酵素が含まれている食品

今回ご紹介したのは塩麹ですが、塩麹以外にもたんぱく質分解酵素が含まれているものは多くあります。日ごろから鶏むね肉を食べていると塩麴を常備していることが増えますが、日によっては切らしてしまって困ることがあるでしょう。
そういった場合に応用して使ってみることもオススメです。

まいたけ

まいたけにもプロテアーゼが含まれています。
手でちぎって鶏むね肉に混ぜ込んでおくと、塩麹を漬け込むのと同じようにプロテアーゼが作用します。もちろん細かく刻んで混ぜ込むことで、より効率よく鶏むね肉をやわらかくすることも可能ですよ。

パイナップル

パイナップルにはブロメラインというたんぱく質分解酵素が含まれています。
身近な使用方法として、酢豚が挙げられます。酢豚にパイナップルが入っていることを好まない方は多くいらっしゃいますが、ブロメラインの作用によってお肉をやわらかくするために使われることがあります。

鶏むね肉に使用する際は、カットしたものでも良いですがすりおろしたパイナップルを使っても良いですね。

キウイフルーツ

キウイにはアクチニジンと言われるたんぱく質分解酵素が含まれています。
こちらもパイナップルと同じようにすりおろした果肉をむね肉にまぶしてやわらかくできます。

注意が必要なのは、キウイのゼリーを作ろうとスーパーで売っているフレッシュのキウイを使ってしまうとアクチニジンが作用しゼラチンを分解しゼリーとして固まらなくなってしまいます。
そういった用途でキウイを食べる場合は缶詰など、加熱処理がされているものを利用しましょう。

ここまで説明した三種類ももちろん加熱してしまうと、酵素の作用がなくなってしまいますのでむね肉に漬け込んだら一時間程度はおいた方が良いです。

やはり塩麹がダントツでオススメ

塩麹がオススメなのは、あまり味や食感に影響が出ないところです。またそのまま味付けもできてしまうことと、わざわざ塩麹を取り除く必要がないのは時間の短縮にもなりますので便利です。

上記で紹介した三種類の場合ですと、取り除かないと香りや風味が苦手という方は美味しく食べ続けることができないかもしれません。

美味しく食べられるという点は継続していくために非常に重要なことですので、私は塩麹を好んで使っています。

チェルシー
チェルシー

何を使うかは完全に好みだよ。
運動だけでなく、食事も継続が一番大切だから続けられるものをチョイスしよう。

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